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2006/03/20 (Mon) 01:48
夢の話

俺は、今日疲れていて夕方6時ごろからゴールデンタイムを寝て過ごしてしまった・・。勿体無い!!←この時点では19日。
そして見た夢の話をしようと思う。付加なくそのままを。視点は自分視点だったのでそのまま。
固有名はイニシャルで。管理人は東雲東風なので、Kとしています。










その日の目覚めは覚えていない。
きっと寝すぎて脳が回転しないのだろうと思って、ひとつ欠伸をして待ち合わせの場所まで急ぐ。
とはいっても時刻は昼で学校へ行くには遅い時間だ。
俺の通う学校は中高一貫校で、今日は中学生のほうの予定にあわせて高校生は登校することになっていた。
一年の始まりに渡された年間予定表は配られてすぐ鞄に突っ込んだ後、所在は不明なので
中学生がなにをするのかは判らない。


(ま、関係ないけどね)


目的の駅に降り立つと、春一番が吹き荒れていた。
出そうになった欠伸を噛み殺して、咄嗟に見知らぬ男性の大きい背中に隠れる。
こういうとき、小さいというのは便利だなと苦笑交じりにため息をついて階段を上がれば、
いつもの場所に部活の仲間がいた。
他線に乗り換えるために別のホームへ降りると、やはり眠そうな高校生がたくさんいて、友人共々笑う。
我校は学ランもブレザーも紺色なので、大勢集まると蟻の大群のようでその光景はよろしくはない。
けれど、自分達は、もうすぐこの当たり前の景色を見ることはなくなるのだ。
急に焦燥がこみ上げて、みんながわずかに沈黙した。
それぞれが昨日の、高校最後の試合を思い出していた。
ぽつり、と誰かが「楽しかったね」と零したのを皮切りに懐かしい日々の思い出話に花が咲いた。
恥ずかしかったことも、言えなかった事も、この際だと暴露して、爆笑。
その異様なテンションははっきり言って迷惑だったが、構うことなく、
最寄り駅までの時間を手を叩いて大仰に笑い転げてみせた。

高校三年生ともなれば、学校へ行く義務のようなものはなくなり、定期的にある登校日のほか
自習以外の目的で通うことはあまりない。
今日だって、中学生は午前で終了だが、三年以外の高校生は集会に出席して下校。
まったくもって時間の無駄である。
俺達は、駅に着くと即行で化粧室へ駆け込み、人が去るのを待った。
そして待つ間に鞄に忍ばせておいた私服を取り出し着替える。

「校長の話なんて、かったりぃつうの!」

俺が不機嫌に化粧台へ脱ぎ捨てたスカートを放ると、同意の声があがった。



どうせ、もうすぐ居なくなる学校。
ならば、一日くらいサボってみようじゃないか。



本日の俺達の予定。
エスケープ。





○ ○ ○ ○ ○ ○





ショッピングとしゃれ込みたいところ、喉が渇いたとの発言を受けて皆で喫茶店に入る。
たまには気分を変えて、と踏み入れた店内はこじんまりとしながらも何処か懐かしく、
ジャズの音楽が流れる雰囲気の良い店だった。
俺は店に入ってSに注文の代弁を頼むとすぐにお手洗いに行ったので、水を貰えなかった。
しょぼん、としつつ席につき四人で席を囲っていると、
テーブルの端にメニューと一緒に雑誌が置かれていた。
無理に押し込んだような皺の寄り方から、誰かが面倒くさがって挟み込んだものだろうと推測し、
Aがそれに手を伸ばす。
パラパラと弄んだ後、真ん中に広げて皆で覗き込んだ。
比較的発行部数の多い週刊誌である雑誌は結構に厚く、なかなか面白いページもあった。
読み慣れないものへの興味で少々高ぶり、他愛無いコラムでさえツボにはまる。
芸能人のスクープでひとしきり盛り上がると、次に捲ったページは社会面だった。
最近の事件やなんやらを取り上げている。
その中のひとつに、俺達は注目した。
同じ年の女の子が殺された、という事件。
ここ一週間、特ダネにするようなニュースはない所為か、少し大きい見出しだ。




吸い込まれるように読んだ文面に、俺は愕然とする。




暫くして、遅れて読み終えた友人が同じように口を半開きにしたまま固まった。




「・・・・うそ」



それは在り来たりな台詞。
俺が囁いたのか、隣のMが呟いたのか。






「だって・・・ねぇ?」




一斉に集まる視線。
計ったようなタイミングで鳴り響く着信音。
恐る恐る通話ボタンを押すAを俺は見ていた。
そこから流れる言葉を、ほぼ確信に近い感覚で予想していた。




『今何処にいるの?』

「ちょっと・・サボって」

『そんなことしてる場合じゃないよ・・』

「・・・」

『早く学校来て!集会でっ・・』

「・・う・・ん」

『・・・大変、なの、あの、あのね』













『Kが死んだって・・』















あぁ。




遠い昔に買ってもらった本のタイトルを思い出すような心地だった。
まるで関係ないように離れた点と点を結んでいくと形を現すパズルを完成させたような。
いうなれば、合点がいく、というところだろうか。

「・・学校、行こう」

俺はそう言った後をあまり覚えていない。
沈黙の中、元来た道を戻り、定められた通学路を歩いた。
気がつけば校舎の前にいて、アリーナに入っていく制服姿を離れた場所から見ていた。
男子と、関係のない年下の女子、それに面識のない同級生はだるそうに扉の向こうへ消えた。
俺と同じクラスの人は、呆然としたようでいつもの覇気がない。
親しい友人は涙を流していた。
しゃくり上げるように、けれど前を向いた横顔を素直に綺麗だと思い、胸が苦しくなる。
真っ青を通り越して、病的に白くなった担任の様子に身が千切れる思いだった。


もっとも、この身はとうに無いのだけれど。



そっと髪に触れてきたMの手が心地よく、Sの指先は俺の指にぎゅっと絡む。
俺は、なんとなくぬくもりが恋しくてAの肩口に頭を乗せた。
隠すように押し付けた目頭が熱い。
Aの服が皺になってしまうとか、濡れてしまうとか思ったけど、でも。





触れられた手のぬくもりも、握っってくれる拳の強さも、寄りかかる身体の鼓動も

厚いゴムに遮られたような曖昧な感覚でしか伝わってこない現実に嗚咽を止められなかった。







○ ○ ○ ○ ○ ○






俺の最寄り駅から近い御用達のカフェに入った。
どっとした疲労感はもう無くて、(もしかしたら押し殺しているのかも)いつものようなテンションで
昼飯抜きで悲鳴をあげる腹の虫を黙らせるべく店員を呼んでオーダーする。
ほどなく運ばれてきた料理をがっつき、再び話は事件へ戻る。
あの記事に書かれていたことと、思い出した記憶とは大半が符合していた。
自分の中で、順を追ってまとめてみる。


試合の帰り道、特に成果をあげたわけでがないが、精神的に疲れていてまっすぐ家へ帰ろうと思った。
けれど、ふと思い立ち(なにかは忘れてしまった)山ひとつ向こうの大型電気店へ寄る気になった。
目的はなくても、機械類を見るのは好きであったから癒されたかったのかもしれない。
俺はきつい坂道を必死で登り、楽になった下り坂をお気に入りの音楽を聴きながら歩いていた。
だから、背後に迫る脅威に気がつかなかった。
突然何か堅いもの(記事によれば空き瓶)が後頭部に当たって意識は朦朧となり、そして切れた。
多分、そのときはまだ生きていたのだと思う。
一度意識を失ったあと、車に揺さぶられる感覚があったから。
そして(確か犯人の家で)今度はもっと堅いものでぶん殴られた。
バールのL字の角で、一発、だったらしい。
死んだのは、その時だろうと警察は言っている。
幸か不幸か、当事者のくせに痛みの感覚は一切覚えていなくて微妙に現実味がない。
しかし、確実に俺の中に“解っている”己がいて、ちゃんとリアルを教えてくれる。





「っていうかね、在りえないし。なんで俺逆恨みで殺されんの!?呪うぞ!」

「いいよ、やっちゃえよ~。なんなら手伝うよ☆」

「マジ?やっちゃう?いや、殺るし」

「おう、いえー!!」

「「ちっちきちぃ~」」

「最近、それ好きだよね」

「なんか習慣化してきた」

「それってお笑いの?」

「そうそう」

「Mもやる?」

「はい、「「「ちっちきちぃ~」」」

「・・・」




盛り上がる俺とMとAをSが何処か冷たい眼差しで射る、という日常の光景がそこにはあった。




「あれ?君たちよく来る子だよね」




新たに料理を運んできてくれたのは、この店に長く勤めるウエイターだった。
年はとっくに中年だが、気さくで機転のきく話していて楽しい人だ。
湯気をたてる旨そうなパスタにチーズを掛けながら声を掛けてくる。



「学校は?」

「・・うーん・・アハ」

「サボりかぁ~。駄目だぞ」

「えへ」

「まぁまぁ、いいってことですよぉ」

「へぇ・・・まぁ告げ口はしないけどね」

「いや、それ困るから!」

「ところで、今日はひとり足りないね」

「「「あ・・」」」

「最近、体調崩す人多いらしいからなぁ・・」

「あ、あぁ」




なにやら自分で納得してしまって、その人は別のテーブルへ行ってしまった。



「くそ!あいつにあの記事読ませてやりてぇ!!」

「いや、投げるのはまずい!」



俺がフォークを投るような素振りを見せるとSが本当に慌てて止めてきた。
投げないし!流石にそこまで凶暴じゃないですから!!!
というか、あの人には投げれないね。
「ひとり足りないね」って、俺のことを覚えてくれている人だから。
俺の存在を知る、知っていたでもいい、そういう人がこの世界にいるという事実が痛い位に嬉しい。
何年もすれば変わってしまう町並みや社会の中で、俺という人間がいたなぁと
かすかにでも覚えていてくれるなら、それが、俺の軌跡。




「あ、Nからメール来た」

「マジ?なんて」

「いやねKの話したら、会いたいってさぁ」

「え!?話したのかよ!?」

「ごめんちょ!」

「うはぁ、泣かれたら焦る」

「優しく抱きしめてあげなよ」

「あー、こう包み込むように」

「そっとね」

「レズっぽい!!」

「大丈夫、Nは今更だ」

「おっけぇ~い、ばっちこーい!!」




気合いれた俺とお手洗いに行くSが席を立つと、図々しいおばさんが「相席」とか言いながら
座り込んできたので蹴るフリをすると、見えないのをいいことにAとMが俺にやれと囃し立てる。
それに両手をあげて答えると、厚ぼったい背中めがけて膝を入れた。
が、案の上透けてしまったので、そこいらにあった水をぶっ掛けて追っ払った。
歓声を受けつつ、カフェから近い待ち合わせ場所へ。
俺達がいたカフェはデパート内にあって、
Nが待つ場所は今いるフロアより上の階の一部に特設されている中古家具売り場だ。
待ち合わせには可笑しいのだが、人がいないのと、なによりNだからという理由であっさり納得してしまえることに噴出した。
エレベーターやエスカレーターを使う気は起きず、階段というアナログな方法で上を目指す。







○ ○ ○ ○ ○ ○





「何処にいんだよ・・」


考えていたより広いスペースに所狭しと並んだ大型家具は壁のようで。
ひとつの隙間から奥へ進むと迷路のように入り組んでいて、Nの居場所がわからない。
やっとこさNを見つけ、声を掛けるときょろきょろと辺りを見回した。


(・・見えてないのかな)


そう思って、肩をとんっと叩いてやると驚いた顔で、期待した表情で振り向かれた。
見えないことに落胆するか、声を聴いたことに泣くかと予想していたが、
Nはどちらでもなく、嬉しそうに、のほほんとした笑みを浮かべている。


「よかった」


それだけ言うと、またにぃと笑う。
俺はむしろ失笑してしまって、姿が見えないことに少しほっとした。
同時に悪戯心が騒ぎ出して、すっと後方に回り込み両耳に手をかけようと手を伸ばすと、
唐突にNは反転して、咄嗟に逃げようとした腕を浅くだが掴まれる。
こいつ、実は見えているんじゃないか?


「なんでわかんの?」

「なんとなく・・かなぁ」


何処までものほほんと喋るNが、妙に小さくみえた。
細くて、ひょろっとした体型だが、それとは別に。
でも、安心できる頼もしさのようなものがあった。
普段なら、あまり感じることはないのだけど・・・。



「っていうか、私何処掴んでる!?胸だったらどうしよう!きゃっ」

「・・・・いや、腕だし」








なんだかなぁ、もう。

まいるね。

本当は怒ったりとか、泣いたりとか、むしろ気味悪がったりとかするのが普通なのに。

こうやって、俺が生きているように振舞う。

ここに居るのだと、勝手かもしれないがそう、俺には言っている様にみえる。

俺のために涙を流してくれた人がいることとか、

独特のイントネーションで俺の名前を呼ぶ仲間だとか、

育ててくれた家族とか、

とにかく俺が関わったすべてのものは、こんなにも輝かしいのだと。



砂どころか砂糖を吐きそうな臭い台詞を並べてみたけど、やっぱ

ありがとう

ってのが一番しっくりくるかな。


うはー、なんだかさ、すっと向こうにいけちゃう気分だよ。

すっきりとしてて、気持ちいい。










終劇。






中途半端に腕握られて終わるっていう、かつてないよくわからなさ。
なんだこれ。
何ドラマだよって突っ込みつつ夢みてました。
でも、とりあえず見たままかな。
補足てして、記事の文面かくと。

【××日、早朝。○県K市で女子高校生の遺体が見つかった。
 犯人は同市に住む会社員△(??)容疑者と△容疑者の妻□容疑者で、警察の取調べに対し、
 「むしゃくしゃしてやった。K校の生徒なら誰でも良かった」と述べ容疑を認めている。
 被害者のKはK市内にある高校に通う一般的な高校生だ。
 □容疑者は、被害者が自宅付近の歩道を歩いているのを見かけ、
 衝動的に傍にあったビール瓶で後ろから頭部を殴ったと供述している。
 意識を失った被害者を自宅へ連れ去り、帰宅した△容疑者に話をしたところ「俺にもやらせろ」などと
 興奮した様子だったらしい。△容疑者はすぐに凶器である鉄製のバールを持ってきて犯行に及んだ。
 また、被害者は高校最後の試合の帰り道で、両親は「結果を聞くのが楽しみだったのに」と悔やんでいる。
 警察の調べによると、頭部以外への暴力の跡はなく頭部の・・・・・・・・・】


みたいな感じ。
うろ覚え。
まぁ。よくある感じで。
っていうか名前ってのるのか?
つうかこれネタにして話書くかな。
名前帰るだけ!(爆)
まぁ、とりあえずそんなわけで不規則生活による夢なわけでした。
ここまで読んでくださった方、お暇なんですねとは言いません(笑)
優しい貴方にも、心からありがとうを贈りたいと思います。
かしこ。
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